熟成古酒探偵団@島崎酒造(栃木県)

日 時2013年7月6日(土) 10時00分~15時00分
場 所株式会社島崎酒造
(JR烏山線烏山駅より徒歩10分)
概 要栃木県那須烏山市の島崎酒造蔵見学会。
酒の熟成を行うための熟成洞窟を中心に。
入場料参加費はいただきませんが、以下の実費は参加者の皆様でご負担ください。
・現地(JR烏山線烏山駅)までの交通費
・昼食代(¥1,000~1,500、島崎酒造にて用意)
・お土産代、宿泊費等
主 催 株式会社島崎酒造    長期熟成酒研究会  
協 賛 なし

猛暑と洞窟貯蔵庫

島崎酒造洞窟内

島崎酒造洞窟内

関東地方の梅雨が空け、猛暑となった7月6日土曜日、栃木県那須烏山市の島崎酒造さんを訪れました。本会には、20名弱の皆さまにご参加いただきました。

まず、島崎社長から簡単な説明を頂いたのち、醸造蔵を見学。引き続き、今回のメインである洞窟を見学しました。

第二次世界大戦中、戦車の製造工場として掘られた洞窟。戦後放棄されていたものを昭和40年代に整地、通電工事を行い、日本酒の貯蔵熟成庫として利用しているとのこと。洞窟内の温度は10℃~15℃、特に大吟醸の貯蔵熟成に向いているとのことでした。

昭和の酒に残る吟醸香

昭和の吟醸酒

昭和53年醸造の吟醸酒

島崎酒造に戻って、熟成古酒の試飲会。平成12年から昭和53年までの数種の吟醸酒を利かせていただきました。単純に、古さに応じて熟成度が増していくのではなく、年毎にそれぞれの個性がはっきりあることを再確認できました。昭和50年代の吟醸酒でも、しっかり吟醸香が残っていたのは驚きでした。

参加された皆さま、おつかれさまでした。また、ご案内いただいた島崎社長をはじめ、島崎酒造の皆さま、本当にありがとうございました。